武装錬金/Ζ-夢みた楽園-感想
そうかアイツは諦めが悪かったか…
読んだ人だけがわかる叫びです。叫んでないけど。
さて、予告通り小説「武装錬金/Ζ(スラッシュゼータ)-夢みた楽園-」の感想です。
前回と同じく、小説版ですので、まだ読んでない人はネタバレ注意。
最初に、読み終わってすぐの率直な感想をば。
黒クロサキ、キサマよくもやりやがたなァァァ!!!!!!!!
(→黒クロサキ)
何をやりやがったのかは後ほど。
カバー折り返し作者紹介部分
黒崎 薫 和月伸宏
今回も作者イラストは2人仲良く。
で、ハンコが「黒崎薫」から「963」になってる。
これはつまり、963=黒崎がオフィシャルってことですね?
まあ、すでに963+774=1737って言ってたんですけどね。
ん?
っていうか、よく考えるとこれは774さんの影響なのか・・・・・?
・・・・あーいや、確認してみたら、∞のエンサイクロペディアでは「963」の読みが「クロサキ」になってたよ・・・。
今まで気付かんかった・・・。
あと、「背表紙がまた表紙と同じ絵だ。//の千歳だけ特別か。」って思ったけど、よくよく見てみると、//の千歳もポスターと同じ絵だったことに今更気付いた・・・。
書き方
前回は天の声による説明的な書き方だったのが、今回は章ごとに各キャラの目線からの書き方になってますね。
で、中身ですが、正直、最初は、「戦いも終わったし、いくら平和で幸せだっていっても、日常をダラダラ書かれたら面白くないなぁ。」って思ってました。
が、私は黒崎先生を甘く見すぎていたようです。
今回もよかった。
プロローグ
前回あった詩は廃止。まあ、関係ないですからね。
サンジェルマン病院
そういえば、聖サン・ジェルマン病院は銀成市にある病院。しかし、錬金戦団の秘密研究施設。多分、それなりに昔から。
で、銀成市っていうのは、蝶野爆爵が貿易で建てた街。そしてヴィクターとLXEの潜伏地。
コレってただの偶然なんでしょうかねぇ・・・?
で、この夜勤のナースはあの「面会謝絶デス」の人かな?メガネもかけてるし。
第一章 クリスマス・イブの不幸な人々
剛太や毒島
”今回は”いない。
そういえば。
このまま小説版が続いたら、剛太はともかく、毒島の日常が描かれるわけか。
本当にどうなるのか・・・・。
というか、剛太も(そして多分毒島も)身寄りがないわけだが、どこかで一人暮らしなのか?
クロカンブッシュ
ウチの家ではいつからか、クリスマスには、たこ焼き器で焼いた抹茶ホットケーキを生クリームで積んだ物を食べてるんですが・・・・。
これからはもう少し長いのも穿くようにするつもりだ……
バルキリースカートを使わなくなったため、長いスカートやズボンが穿けるようになったと。
・・・と、いうことは、銀成の制服も着るって事か!!!!?
月の楽園
そうか、そういう方法でホムンクルスを集めたのか。
絶対に殺さないという約束で集めれば可能・・・、いや、そういう作戦だったと思われたら無理なわけだが・・・・。
もしかして、動物型にされてしまった人たちの身体のほうの意志がその希望にすがって来た?
臆病者
ええええええ!ブラボーが大胆で直接的な行動に!
というか、この2人は明確にそういう関係だったんだな・・・・。
でも、臆病者。
しかし、ブラボキッスとかナンパとか、そういう面も持っているにもかかわらず、7年前からずっとこんな感じなのか・・・。
ってアレ?もしかしてブラボーがウブなのは小説版だけ・・・?
全裸
またか。
さらに挿絵まで・・・・。
デバッカー
デバッグdebugをする人だから、「デバッカーdebacker」じゃなくて「デバッガーdebugger」だと思うんだけど・・・・・・。
第二章 楽しいバイト生活
ブチ撒けちゃん
双方認識しているのに、ロッテリや側は何も言わなかったし、斗貴子も文句言わなかったんだよな・・・・。
っていうか、この店ってチェーン店じゃないんだよな?フィギュア製作って結構凄いのでは?
「特異点」
特に反応すべき単語ではないのかもしれないが、仮面ライダー電王で、「俺の必殺技≒サンライトハート改」とか、「全てのイマジンが憎いから(意訳)」とかあって、武装錬金のアニメのエンドカードでも「最初から最後までクライマックスだぜ」というのがあったので、この関係性はどうも否定できない・・・・。
黒崎先生に関係あるかどうかって言われれば、微妙すぎてどうにも答えられないけど。
身内
≒義妹。
彼女
真希士はなぜ、斗貴子がカズキの彼女だってわかったんだろう・・・?
まひろが道中で話したのかな・・?まあ、その可能性が限りなく高いか。
対『邪空の凰』
そういえば、飛行機の中のような狭い空間でも安全に”敵だけ”を攻撃できる武装錬金って出てきてないような・・・。
強いて挙げるなら、アリス・イン・ワンダーランドかな?
真希士VS飛ぶホムンクルス
これは・・・と思いましたね。
後でわかりますが、この攻撃方法、そして、飛行能力を持った人型ホムンクルスで、銀成市にいるヤツといえば・・・・・。
第三章 気になる、気になる
札束
六舛が札束を持って帰って来るってのは私も思いました。
儲ける方法は株かな?って思ってましたよ。部屋にこもってるから。
で、初日うまくいかなくて集中状態になってたんだって推理してました。
三セット
ホムンクルス=大食いって事にはなってないのか。まあ、普通に生活しててエネルギー効率が人間より悪いって事はないか・・。
で、理由は後でわかりますが、戦闘のダメージのせいで補給が必要だったと。
しかし、パピヨンが単純武器系の武装錬金と引き分けとは・・・。
でも、普段から頻繁にニアデスハピネスで飛んでたりするパピヨンは元々結構エネルギー消費してるんじゃないかな・・・?
「一万円、入りま―――すッ!」
今時、そんなこという店無いって。
『走れメロス』
言い訳しようとしてた割には間に合ったんだな・・・と、違和感。しかし、これも解答編へのヒントでした。
戦闘機の武装錬金『フライング・バニー』
さりげなく、新しい武装錬金の名前が。やっぱりいたんですね戦闘機の武装錬金の使い手が。
しかし、この部隊、かなり本気の編成ですね。
戦闘機、ミサイル、ワープに絶対防御と、ほぼ最強の布陣じゃないですか。
邪空の凰はそんなに重要な組織だったんでしょうか?
バグのお父さん
なんだろう、この無駄に特徴的なキャラは・・・。
こういう風な人がゲーム版のスタッフに実際にいたんだろうか?
33sec.
決勝戦が33秒?それとも30試合で33秒?いや、それはないか・・・。
でも、1試合33秒って別に速くもないような・・・?
あ、いや、制限時間60秒の試合×2で1試合なら、1回16秒か。確かに速いか・・・・。
出会えたことが一番の大事件
いろんな意味で。
そして、それは全ての人にとっても大事件だったと・・・・。
核鉄のおかげで身体能力が増している
そういう設定あったっけ?無視されてた設定に説明をつけたのかな?
サンライト・懐中電灯
そうか、出来なかったか。
斗貴子のバルキリースカート待機状態と同じ様な芸当って言うのは、槍の分解って形で出来上がってたと思ってたんですが、こういう微調整の面では、まだまだ未熟だったという事ですか・・・。
しかし、物語が続くにしろどうにしろ、カズキの言う「まだ特訓が必要」っていうのは、どういう意味なのか・・・・。
まだ、戦いは続くと・・・・?
第四章 夢みた楽園
今までの流れからいって、「もう最後!?」って思いましたよ。
まだ何もしてない感がありましたからね。でも・・・・・・。
真希士の説明
最初は、信じるかどうかって言ってたのに、信じてもらえた途端に用語の説明がなくなったな・・。
「ホムンクルスという化け物」じゃなく、「ホムンクルス」って言い切ってる所とか。信じただけで理解してると勝手に判断してるような・・・・。
解答編・・・・
パピヨンの攻撃により、急展開に。
真希士=LIIの戦士=三本腕のホムンクルス・・・。
読んでいて、途中違和感はたくさんありました。
なぜ全裸だったのに死んでなかったのか、なぜポケットもなかったのに核鉄を守り通せたのか、そしてなぜ、ヴィクターの件で名前が知れ渡ったはずのカズキを知らないのか。
その答え。
というか、52番の戦士のことについて漫画では名前も何もかも無視されてたのを、ここで全てバラしちゃうとは正直思ってなかった。
冒頭でも述べたけど、日常編(=その後編)だと思ってましたから。
そういえば、武装錬金にはまだまだ未回収の伏線がたくさんあるんでしたね・・・。
で、3本腕。西洋大剣の武装錬金で、3本腕の戦士の設定はキャラスケッチからしっかりと抽出されたんですね。
しかし、「兄の差し伸べた手」ですか・・・・。
成り行き上、当然の流れとはいえ、またよからぬ疑いをかけられるような表現を・・・。
黒崎先生は、ハガレンを和月先生と一緒に読んだとか書いてましたが・・・。気付いてないのかな・・・?
あと、挿絵が2枚ありますが、両方とも剣先の形状が映ってませんね・・・・・・・・・。
で、ムーンフェイスの実験。
ムーンフェイスは只の幹部戦闘員かと思ってましたが、錬金術師でもあったんですね。
まあ、ヨーロッパ錬金術組織のスパイって可能性もまだ捨てきれてないですからね・・・。
ご先祖様の持ち物
パピヨンは今でも蝶野家の遺産を守ってるのか・・。
そして、銀成市は蝶野家の貿易で育った町。遺産はそこらじゅうにあるはず。
結局、パピヨンって人気者ってだけじゃなくて、本当に町を守護するヒーローなんだよな・・・。
ホムンクルス化
ヴィクトリアの言った説によると、パピヨンは人間から解脱した存在だから、食人衝動がないんだとか。
では逆に、動物型なども含めて、望まなくしてホムンクルス化した人間はより食人衝動が強いのではないか。
真希士はまさにそれ・・・・・。
しかし、食人衝動はともかく、人型ホムンクルスは理性を持っているはず。
本来の意志とホムンクルスの本能が相反しているから、暴走状態なのかな?
違うんだカズキ……
実は、違うのは真希士のほう。
この8ヶ月で錬金術に関わる全てが変わったこと、そして、カズキは衝動によって行動を支配されてしまうことも、元に戻れないという恐怖も知っている・・・・。
しかし、真希士はそれもこれも事の推移も全て知らずに・・・・・・・・・・・・。
…なに、まだ使える。
さっきもそうですが、いつ武装解除して、いつ再武装したのか・・・・・。
ブラボーに核鉄をみせてるんだから、一度武装解除してるはずなんですよね・・・。
真希士の死
カズキに蝶野の時と同じ思い、いや、敵ではなく友を殺させる経験をさせるなんて・・・。
黒クロサキィィィィ!!!
しかし、コレは、ある意味で不必要で、必要な段階なのかもしれない。
そう、本来なら、既にハッピーエンドで閉じたはずの武装錬金という物語に、アンハッピーな展開など不必要なはずなのだ。
しかし、逆に考えると、そういう大きな成長を望めるようなアンハッピーがあるという事は、この先にまだ成長物語が用意されているという事。
永久に続くという形で終わり、あとは伏線を回収するだけだったはずの武装錬金という物語は、これによって転機を与えられ、再び動き出さざるを得なくなったわけだ・・・・。
責任取れよ!!?
いやぁ、しかし、しかしだ。このシーン、1つだけ間違いがある。
それは、暴走した真希士の眼の前にブラボーがいたこと。
ブラボーがいたなら、シルバースキンの使い道は、攻撃から斗貴子を守るという行動ではなく、リバースによる真希士の拘束が一番の方法だったはず。
どんなパワーのある戦士でも、シルバースキンの拘束には逆らえない。
ムーンフェイスに対しても、ヴィクター化したカズキに対してもそうやって来たはず・・・。
ならばブラボーは、あの時、カズキの望む生存の道よりも、何も聞いていない真希士の死の望みの方をとったことになるが・・・・・。
エピローグ
覆水を盆に返してみた
六舛、何気なく不可能を可能にしたって言ってないか?
しかし、焼き物を直してたか・・・。
何も語らない六舛の代わりに、六舛の態度に説明をつけるなら、
「『直してる』と宣言してしまうと、皆自分に頼りっきりになるから、あえて言わなかった。」
→「ついでに、自分におごらせるお金を稼がせた。」って事ですかね。
選択肢
そう、両方選べるはずだった。なのに、真希士は死を選んだ。そして誰もそれを止められなかった・・・・。
この先、カズキのさらなる心の成長が描かれることになるのか・・・・。
夢みた楽園
正直、読むまでは、//のときに無かったサブタイトルなんかつけて、統一感がないなぁと思ってました。
しかし、たとえ統一感がなくとも、このサブタイトルは必要だ。
真希士がたどり着けなかった夢みた楽園・・・・。
この作品に登場する中で、唯一、過ちを犯さなかったのに、幸せになれなかった真希士・・・・。
いや、最後の選択が過ちだったのかもしれない・・・。
◆あとがき筆談Ζ◆
さんきゅーそーまっち
前回も思いましたが、なんで、黒崎先生が書いているとはいえ、和月先生が原作である武装錬金の続編の小説に和月先生自身が挿絵を描いたのに、お礼を言ってるんだろうか?
黒崎先生の個人的な作品に寄稿したならわかるけど、いわば和月先生のやり残したことを黒崎先生が代わりにやってる状態なのに・・・。
その場のノリ?
モルヒネ
なんだか、元ネタがあるようですが、私にはわからーん・・・・。
救えなかったパピヨンの話
だとするなら、錬金術師自身の話にすればよかったのに・・・・とも思えますが、でもこれはやはり、そういうコンセプト以前に”52の核鉄をもつ戦士・剣持真希士”の話なんですよね。
次
いや、既に書きましたが、それはもちろん必要ですよ。
次回、/зスラッシュゼーに期待してますよ。
あの話
どの話?そして、しかけとは・・・?
ムーンフェイスの陰謀はゲーム版で出てくるようだし・・・、ヴィクターが事故再生不能になった理由と爆爵との出会い編とか?
あとは・・・、カタツムリの末子のナメクジ化の話も回収してほしいですね・・・。意味深でしたから。
ハンコ
あれ?ここのハンコは963じゃないんだ・・・。
にしても、この小説、前回が去年の11月ですから、半年に1冊。結構いいペースで刊行できてますね。
普通こういう小説の刊行って半年に一度もないでしょうから、これこそ、この小説の人気の証明かと・・・。
と、いうことで、武装錬金/Ζ―スラッシュゼータ 夢みた楽園―感想でした。
さて、来週には、発売が延期になっていたEXPERT-CD2が発売。
今度はカズキとパピヨンのパッケージイラストで、まひろとパピヨンのキャラソン入り。
・・・あ、そういえば、まひろ役の平野綾ちゃんって、歌ムチャクチャうまいんだった。
あ〜、でも、あくまでも”まひろ”で、だからな・・・。どうなるんだろ・・・?
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